@除菌力の違いのイメージ
次亜塩素酸ナトリウム4000ppmは武器を持った兵士が1%程度しかおらず、残りの約99%は予備として休んでいる事になります。つまり、40〜50ppmぐらいの次亜塩素酸(HCIO)が攻撃をして、残り9割以上の次亜塩素酸イオン(CIO-)が後ろに並んで順番を待っているような状態になります。次亜塩素酸という強い除菌力を発揮する分子が除菌して分解すると、除菌力のほとんど無い次亜塩素酸イオンが新たに除菌力の強い次亜塩素酸になり強い除菌をすることになります。除菌対象の菌がいなくなるとそのまま残りの大多数の次亜塩素酸イオンは残留してしまうのです。(右図)

一方、ジアムーバー酸化水は50ppmであろうがほぼ全員で武器(次亜塩素酸)を持って一斉に攻撃しているので、除菌力は次亜塩素酸ナトリウム4000ppmと同等で変わらないのです。ただし、低い濃度で対象の菌を殺せなかった場合には新たに援軍を送らなくてはなりません(下図)。しかし、残留することはほとんどありません。
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