安全性・除菌力・経済性にすぐれたスーパー除菌消臭水 本文へジャンプ

  • 強酸化水と弱酸化水
 殺菌できる水(酸化機能水)は大きく分けて2種類あります。pHが強酸である「強酸化水」と、pHが弱アルカリから酸性の範囲で使用される「弱酸化水」です。
 ジアムーバー酸化水は、後者の弱酸化水にあたります。
 従来は、酸化機能水といえば、強酸化水の事を意味していました。安全かつ安定的に弱酸化水を生成する技術が確立されていなかったためです。
 しかし、現在は2種類(電解方式と混合方式)の弱酸化水生成技術が確立され、環境意識が高まる中で「水により殺菌・除菌」が再び大きく注目されています。

  • 除菌力に勝る弱酸化水
 当初殺菌の主体は「pH」と「酸化還元電位」であると考えられていました。従って、誰もが強酸化水の方が除菌力が高いものと信じていました。ところが、大腸菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌等の一般細菌は瞬時にどちらの水でも除菌できましたが、芽胞を形成したBacillus(枯草菌)spore(有芽胞)を試験した結果、強酸化水では全く除菌できず、弱酸化水では時間は多少かかる(1分程度)ものの、塩素濃度30ppmを超えていれば除菌できる事がわかりました。
 また、有機物混在下の試験では強酸化水は全く除菌できず、弱酸化水では時間はかかるものの同様に除菌は可能でした。このことは、数回に及ぶ再現性試験をもってやっと解明する事ができたのです。こうした試験結果が発端となり、弱酸化水の方が強酸化水より除菌力があるのではと?ということが問題になったのです。
 研究の結果従来除菌の主体と考えられてきた、「pH」と「酸化還元電位」は、直接殺菌できるものではなく、発育、増殖を抑える程度の働きしかせず、除菌の主体は塩素である事が確認されました。
 この塩素の中でも安定した除菌力を有しているのは、次亜塩素酸(HCIO)であり、これが多く存在できるのは、pH5.0〜pH7.0の範囲の水である事が確認されています(下記図)。

有効塩素の存在比のグラフ


ジアムーバー酸化水の特徴

  • 安全性と除菌力が極めて高い除菌水
 ジアムーバー酸化水の安全性と除菌力については、財団法人日本食品分析センターの試験により検証されています。
  
■人体に影響を与えない
 ジアムーバー酸化水は手指洗浄などで使用する場合、中性に近い弱酸性、そして低濃度で使用できるために皮膚の炎症や手荒れなどを起こしません。また、体内に吸収したジアムーバー酸化水の殺菌力の主成分である次亜塩素酸(HCIO)は人体内で細菌などの異物と反応した後、効果が残留しないため人体に影響を与えず無害です。 


〈体内でも次亜塩素酸(HCIO)が作られ殺菌作用が行われている〉 
  血液中で次亜塩素酸が発生していると言う事は意外と知られていません。活性酸が体内に侵入した細菌などの異物を分解していると言われていますが、実際は次亜塩素酸に変化した形で働いているのです。
好中球にはミエロパーオキシターゼという酵素が大量に存在し、活性酸素の一種である過酸化水素を塩素イオンと反応させ次亜塩素酸を作り出すからです。
好中菌がこの次亜塩素酸を発生させるのは「安全に殺菌するため」なのです。生命は数億年かけて、この次亜塩素酸による殺菌を行っていたのです。
                                    出典:学会出版センター「活性酸素と疾患」



■加温する事により除菌力が増加
 10℃加温するごとに除菌力が2.5倍ずつ増加していきます。20℃の時の除菌力を1とすると30℃で2.5倍、40℃では2.5倍の2乗で約6倍になります。
 芽胞菌に対する除菌力の比較でも35℃に加温したジアムーバー酸化水は1分後には完全に死滅させます。加圧により121℃に加温した滅菌水と同等の除菌効果が得られます。

 除菌水 水温  生菌数 
     開始時 1分後  3分後  5分後 
 ジアムーバー酸化水 pH6.5 60ppm 35℃ 3.5×107 ND  ND  ND 
 次亜塩素酸ナトリウム 35℃ 3.0×106  4.4×106  2.7×106  6.9×104 
 滅菌精製水  83℃ 3.4×106  4.3×106  2.2×106  2.6×106 
 滅菌精製水 121℃ 5.2×106  ND  ND  ND 


高い消臭効果

消臭方法は、通常下記の4種類が挙げられます。
@悪臭の元となる成分を消臭剤の成分と化合させ、無臭の成分にしてしまう方法。
(*ジアムーバー酸化水は臭いの物質と容易に結合し酸化分解をして、臭わない酸化性低分子化合物に変化させる)
A悪臭の元となる成分を押さえ込んだり、包み込んだりしてしまう物質を用いる消臭法。
B生ゴミなどバクテリアの繁殖を抑えて悪臭を出さなくする方法。
C悪臭を芳香成分で包み込んでしまう方法。(マスキング)

ジアムーバー酸化水の消臭の仕組みは、上記の@になり、アンモニアの場合は、これにジクロラミンに変えて消臭します。
    NH3+HCIO→NH2CI+H2O
*ジアムーバー酸化水は有機物に接触し、除菌すると水に戻る貯め、安全に使用できます。


幅広い利用用途

■空間噴霧が可能

 ジアムーバー酸化水は、噴霧による空間除菌が可能です。専用の噴霧器を使用し湿度を管理する事で、空中落下菌が減少し、一ヶ月程度の間欠運転でほぼゼロにまで持って行く事も可能です。
 また、